こんにちは、スタッフです。
小さいころのわたしは「空想の世界」をさまよっているような、そんな子どもでした。
空想の世界で遊んでいた幼少期
今思えば、自身の持つ障がいのせいで、他者とのコミュニケーションがうまくいかず、特に同年代の子どもたちと仲良くなれなかった私は、だいたい一人で遊んでいました。空想の世界には「わたし」のほかに「わたし」が数人いて、常にしゃべっていて、なにかあると「わたし」を叱ったりなぐさめたりしていました。
周囲との関係と生きづらさ
周りの大人たちはとてもかわいがってくれたのですが、私が発する言葉は同年代には煙たがられ、時には攻撃の対象となることもありました。そういう時、わたしにはどうしても「なぜみんなが怒っているのか」「なぜ文句を言ってくるのか」がわかりませんでした。歳を重ね、少しずつ周囲に『擬態』することを覚えたわたしですが、それでも「変な人」と言われ、距離を置かれ…社会人になってからも同様で、転職を繰り返すことになりました。
診断がもたらした心の変化
数年前、「ADHD」の診断が下り、主治医から「今まで辛かったでしょう?」と言われた時は涙が出ました。もし今、現状が辛いのにクリニックに行くのを悩んでいる人がいたら、ぜひ行ってみてほしい。少しだけでも心が軽くなりますよ。

